朋田菜花の「ときには森を抜ける風の音のように」

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即興詩「グランジーナ ステラ  vol.2  -湖の沈黙-」





 「グランジーナ ステラ  vol.2  -湖の沈黙-」




 たとえば 森の日射しの中に
 妖精が棲んでいるかどうか
 10代のころ 真剣に考えてみたりした
 妖精大辞典には いろんな項目があるけど
 でも 今日の午後は 私だけの妖精を探してみたい


 昨日の私より上手に笑えるようになりたいの
 不器用に、だけどまっすぐに生きるひとの
 やさしさを、小さな誇りを
 讃(たた)えながら そっと見守ってあげたい
 いままでも これからも


 運命なんか信じない
 だけど自分の魂なら信じられる
 苦しんで苦しんで
 ほとんどこの手のひらには なにも残らなかったけど
 でもこの胸に 今も輝いてる ちいさな光


 沈黙する湖を眺めている
 昨日より上手に笑えるようになったら
 妖精より軽やかに この青空を飛んで
 だれも気づかない夕暮れに
 静かな月の夜に
 冷えきった雪の朝に
 風よりも軽く
 日射しよりもやわらかく
 ほほえんで 寄りそっていたい

 
 いつも これからも
 見守っていく


 それが 私の 白い魔法(whight magic)
 愛されて残った
 ちいさな 輝き
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by forest_poem | 2007-10-30 23:23 | 詩 未分類
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創作モード炸裂。ファンタージュの森を生く。


by forest_poem
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