朋田菜花の「ときには森を抜ける風の音のように」

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即興詩 「月とあなたと星とわたし」




  「月とあなたと星とわたし」


 いつもは わたしのことなんか忘れていても
 降るような星空のもとで一人たたずむときに
 ふと思い出してくれる
 森から涼やかな風が吹くとき
 そっと思い出してくれる
 それだけでいいのよ


 「星」…夜の海にうつるさんざめく輝き
 「待」…いつかきっと と心の中でそっと願う
 「月」…しずかに照らしているのは未来への灯り


 なつかしい歌がどこかで流れている
 そっとあなたの名前をくりかえし呼んでみる
 日が落ちて
 夏の匂いが夕影のなかに満ちて
 あなたと同じ風景に染められる夜には
 
 金色の月 夜の海にとけて金色の夢となる
 銀色の星 夜の空にとけて銀色の夢となる

 月とあなたと星とわたし
 やさしい夢たくさん降らせて この青い世界に
 今は二人だけしかいない この静かな世界に

¨・¨∵:*:∵¨・.*.・¨∵:*:∵¨・¨

 目を閉じて
 再び 目を開けたら
 やっぱりあなたはいなくて
 でもここには 月と星とわたしは残されていて

 海からの風に変わった

 風は あなたは 今は遠い 森 にいると 
 同じ 月 を見上げていると 
 そう告げていた
 




-=-=-=-=
2007.08.19 加筆修正





 
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by forest_poem | 2007-08-18 23:40 | 詩 未分類
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創作モード炸裂。ファンタージュの森を生く。


by forest_poem
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