朋田菜花の「ときには森を抜ける風の音のように」

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Archive 一行詩「美しい村 vol.3」



「美しい村 vol.3」



誰もがこんにちわと笑み過ぎていく自転車通学の列

風鈴の音と海風の匂いが「午後から雨」と告ぐ

一時間一本きり単線通過を律儀に告げおり電柱の烏

村外れの自転車屋で恋の処方箋販売中

出窓のガラス壜薙ぎ倒しつつ凪(なぎ)終わり陸風

恋愛小説よりリアルな苦悩が窓下を語らい過ぐ夕闇

オムライスだけが名物の岬の洋食屋はトタン屋根で

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by forest_poem | 2006-12-27 00:26 | 一行詩/短歌/俳句
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創作モード炸裂。ファンタージュの森を生く。


by forest_poem
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