朋田菜花の「ときには森を抜ける風の音のように」

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Archive 詩集『生命の森にたたずむ午後に』 より 「薄(すすき)」

 

 「薄 」



 ゆれる
 草原に
 ゆらゆら風に
 銀の尾、ゆれる

 キツネの子
 しっぽを立てて走るにげる 
 100メートル走ったらふわり・薄の群に化けた
 岬の果ての空は笑ってる
 からからと
 青く
 晴れやかに

 でも天の底があんまり高いので
 水平線があんなに遠いので
 地平線があんなに果てしないので
 だから秋の旅路はちょっとさみしい

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by forest_poem | 2006-11-19 02:55 | 詩 未分類
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創作モード炸裂。ファンタージュの森を生く。


by forest_poem
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