短詩「Maid in Heaven」
2006年 07月 25日
Maid in Heaven
この魂以外何も持たずに昨日生まれ落ちたの
真新しいこの国に
今日から生きていくの
誰も知らない街の片隅で
裸足で迎えに行ったわ雑踏の中歩いて歩き続けて
まだ見ぬあなたを一目で探し当てた
余分なものは何一つ要らないの ただこのまま
暖かくて冷たい頬をそっとそっとくっつけ合うだけで
by forest_poem
| 2006-07-25 11:53
| 短詩/粒詩