朋田菜花の「ときには森を抜ける風の音のように」

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短詩「雨の降る午後記」

     「雨の降る午後記」

降りしきる雨は
私を潮だまりの魚に変え

ゆらゆらと次の満月を待ちながら
岩影の奥まった部屋に身をひそめる

恋人の灯したランプが
黒塗りの壁の中で点り
少年でも少女でもなくただ
しずかな口づけを知る生き物として

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by forest_poem | 2006-07-21 12:28 | 短詩/粒詩
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創作モード炸裂。ファンタージュの森を生く。


by forest_poem
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