朋田菜花の「ときには森を抜ける風の音のように」

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漂泊の森NO.018 「みあげた空には」

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アーティスト:Brian Eno 曲:And Then So Clear
(★画像をクリックすると音楽のページが開きます by you-tube)







「みあげた空には」 詩 朋田菜花





みあげた空からあなたの欠片が降ってくるようで

てれくさい気持ちで青空に染められた午後

いつかまたあの日みたいに笑いあえると思うから

てをふってみます遠い記憶のなかのあなたに

ねむるときに思い出すのはさみしい横顔

ずっとそのまま夢をすてないでほしい

つまびくギターの音色がきこえてきたら

とまり木のむこうの銀の月を思い出してね







ブライアン・イーノの曲とともに。
今回の「みあげた空には」も、ひとつ前のNO.17の「駆け抜ける時、立ち止まる時」も、折り句になっています。折り句というのは、詩や短文を作る時の手法の一つ。行頭の一文字ずつ、あるいは行末の一文字ずつを横にたどると、違う文章が浮き上がってくるというもの。今日の「みあげた空には」は、「みていてねずっと」という文が行頭の文字をたどることで浮き上がってきますし、「駆け抜ける時、立ち止まる時」は、「傷み抱きしめて(いたみだきしめて)」という言葉がひそんでいます。
ほかにも、このシリーズには折り句を織り込んだ詩があるので、時間があったら探してみてくださいね^^
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by forest_poem | 2013-09-04 00:01 | 漂泊の森_短詩綴り
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創作モード炸裂。ファンタージュの森を生く。


by forest_poem
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