朋田菜花の「ときには森を抜ける風の音のように」

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漂泊の森NO.012 「風の行方をふたたび vol.1」

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アーティスト:Schiller 曲:Einsamkeit
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「風の行方をふたたび vol.1」 詩 朋田菜花




あなたの眼が ひらかないうちは

大地には ほんとうの雨が 降らないし

海には ほんとうの魚が やどらない



木をけずって 弦を張ったのですね

それで生き物を生け捕るのはよしとしても

知っていてほしい

一頭の獣にも一つの森が 宿っていたことを

一匹の魚にも一つの海が 宿っていたことを
 











私たちが地上で生き続けるということは、たくさんの犠牲の上に成り立っています。一つの命がそこにあったこと、そのことに対して感謝することを、日々の暮らしの中で忘れてしまいがちですが、ときにしっかりと向き合うことは必要です。生き物一つ一つが、小さな大自然であるということ。一つの命を生かしていた大自然がそこで呼吸を止めることが一つの「死」であるということ。それを知ることで、明日からの過ごし方も変わってくるはずです。
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by forest_poem | 2013-08-29 23:01 | 漂泊の森_短詩綴り
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創作モード炸裂。ファンタージュの森を生く。


by forest_poem
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