朋田菜花の「ときには森を抜ける風の音のように」

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音楽に添えて_051  「からっぽの部屋」

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アーティスト:Gary Moore 曲:Empty Rooms
(★画像をクリックすると音楽のページが開きます by you-tube)





「からっぽの部屋」 文 朋田菜花




窓ガラスの大きさだけが

目立つようになった

ここは からっぽの部屋

だけど私は 自分でここに来たの

しばらく一人で見つめてみるため



遠い場所から見ると

よくわかるの

迷子になっていた自分は

信じてはいけないものを信じ

信じなくてはならないものを見失っていた



ある日ブルースが私の中に降りてきた

それがあなたとの出会いだった

あなたは尋ねたわ 

誰もいない部屋で一人奏でている私の前に

ふいにあらわれ

なんでこんなにたくさんのブルースを と

思えば互いになにかに呼び寄せられたのね



からっぽの部屋にブルースはとても似合う

似合いすぎるぐらいに



今はただ

一人でいたいの もうすこし

死にたいぐらいに哀しい気持ちでいるべきなの



一人ぼっちの部屋にブルースはとても似合う

泣きたいだけ泣かせてくれる



誰の言葉に惑わされることもなく

あなたと話せる自信がついたら

からっぽの部屋の扉をあけてみるわ

そしてどんなにあなたが大切だったか

ちゃんとあなたの目を見て伝えたい












2011年2月に、58歳で逝ってしまったゲイリー・ムーア。
いくつもの美しいギター曲を残しましたが、あまりにも切ないブルースから、ロックな楽曲までいろいろ‥数ある中で、今日はこれを選んでみました。
添えた文は、選んだお題の曲の、孤独から学ばねばならない‥という意味の詞を私なりに掘り下げて描いてみました。孤独を知る人は、ほかの人の孤独も理解できるからやさしくなれるのですよね。
逆に、あまりにも自分の心の奥襞をすくいとるやさしい言葉をもらった時、その人の孤独の深さ、傷の深さも知ってしまう瞬間があったりします。私には。
でも、その心の傷や孤独は、きっとかけがえのない財産なのだと思います。


さて、51作品目は取りあえず書いてみましたが^^
前と同じペースで書くつもりはありません。
次に何を始めるか少しずつまた書かせていただきますね。
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by forest_poem | 2013-08-18 06:33 | 音楽に添えて
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創作モード炸裂。ファンタージュの森を生く。


by forest_poem
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