朋田菜花の「ときには森を抜ける風の音のように」

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即興詩 「みじかきことば」

   みじかきことば




 かなしみは むねに秘めよ

 よろこびは そっと告げよ

 夏に咲く花は 夏の色を

 秋に咲く花は 秋の色を

 知っているからこそ 時を得てかがやく



 光と向き合い生きてきたからこそ 

 人みなしずまれる夜半の窓辺 

 ふと月下の百合の花びらのかがやきに

 闇の中に秘めた

 静かなやさしさの 宿りを 知る

 よろこびとは しずかで

 多くを語らず

 ありふれていて 

 それでいて やわらかく

 あたたかき もの

 そして つめたき思索のように

 ちからづよき もの



 たとえば 夏の日のひまわりよりも

 菩提樹の実の 深いいろあい

 たとえば 秋の日のカンナよりも

 柿渋色の 傘より落つる 陽のかげ



 そんな色合いを つらつらとつなげて

 ネクレイスに してみました

 今日も一つ、明日も一つ

 ネクレイスに つむいでみました

 みじかき言葉の つれづれを

 あなたと生きゆく日の

 想い出よすがに








+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*


  詩人、ライター、クリエイター、いろんな自分が
  いっぱいありすぎて、しかも最近はものつくり人
  でいる時間のほうが、詩人でいる時間より長く
  なってしまっていて。
  ただ、どんなときにも作品は自分の思想が形に
  なったものでありたいと そう願っています。
  ものつくりの作品であれ、文筆の作品であれ。
  生み出されたものは、自分の一部であると。
  魂のかけらであるのだと。
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by forest_poem | 2011-07-27 23:09 | 詩 未分類
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創作モード炸裂。ファンタージュの森を生く。


by forest_poem
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