
「Fantasy Fantasy Fantasy」
このこは女の子だから唇が赤いの?
あなたはそういうけど
二人ともすごくあなたによく似ていて
見分けがつかないくらいよ
情熱の赤を身にまとっているのは
私に似ているから そしてあなたに似ているから
うん でもこっちの子のほうが
たしかに唇や鼻のまわりが赤いわね
少し照れてるみたいに赤いわね
苦しくなるくらいに
抱きしめてもういちど あなた
去年より雪の道の歩き方が上手になったように
あなたに愛されている幸せを感じる気持ちも
素直に受け止められるようになったのかも
もう泣いたりしないとあれほど約束したのに
やっぱり涙がこぼれるときもあるのは
仕方がないことだとゆるしてください あなた
ずっとそばにいられるのに
それでも不安になる日があることも
ゆるしてください あなた
できるものなら私のほうが小さく小さくなって
あなたのポケットの中で暮らしてみたい
今日も歌を聴かせてください
いつものように 懐かしくて素敵な歌を
眠りに着く前に髪を撫でてください
暖かいその肩に私はちいさなあごを乗せて
あなたが小さな寝息をたてはじめるまで
そっと見つめていてあげるから
Fantasy Fantasy Fantasy
そうよ後ろは振り返らないって
そう確かに決めたのだもの
歩いてきた道から大切なものだけを小箱にしまって
光差す二人の約束の大地だけをめざして
これからも歩きましょう
気がついたらあなた
いっそうりりしいたくましい肩
美しい頬にたとえほんの小さな傷があったとしても
深さを増したその瞳の輝きが
私の心の奥の湖さえも晴れの光でエメラルドに染めるほど
Fantasy Fantasy Fantasy
ありがとういつも護ってくれて
ありがとういつも抱きしめてくれて
あなたがいるから私の明日があるの
今度の休日にはあの湖のあの島へ行ってみたいの
森の風があなたを祝福するから
緑の吐息のように二人をそっとつつんで
出会ったころの切なさではなく現在という確かさで
二人の生きた時間をもういちど深い輪郭で染め上げる
ありがとう美しい五月
ありがとうあなた
ありがとう青い深い空
ありがとう未来を拓く剣と真実を射抜く弓
ありがとう大地見晴るかす巌もしくはLandmark
ありがとう二人を導いてくれたすべての運命
ありがとう 愛
ありがとう あなたを生んでくれたこの地球
ありがとう わたしを生んでくれたこの宇宙
そしてもういちど ありがとう
いとおしい 愛しい あ・な・た

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お変わりありませんかみなさま。
健康上の理由で、ネットの作品発表等の活動を半休止してほぼ一年になりました。
8年半前の滑落による複雑骨折のあと、こんどは昨春過労による梨状筋症候群により
ふたたび歩けなくなったという経験を経て、またふたたび安定した歩行を取り戻し
ました。みなさまもご健康にはくれぐれもお気をつけて。
これからも、埋没気味ですがすこしずつ作品発表していくつもりです。